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2016
04.14
*Thu*

ごはんを作ることの話

おかあさんから聞いた話をします。





専業でも、共働きでも、
世のお母さんにとっていちばん大変なこと。
それは、「毎日ごはんを作る」ことだと思います。
1日3回、栄養だお金だとあれこれ考えながら
用意して食べさせて片付けて。
こうして言葉にしてみると
ものすごく重労働に感じます。

うちの母は、共働きだったので
わたしが小学校3年生くらいまでは
隣に住む実家の祖母に
夕食の支度をまかせっきりだったので
当時のことを思い出してみると
用意もあいさつも片づけも
「手伝う」という事を教えてもらったのは
おばあちゃんの食卓でした。
ハンバーグ、ポテトサラダ、さば味噌煮、じゃがいものスープ
けんちん汁やロールキャベツなんかは
母より祖母の味といった方がしっくりきます。
まあ単純に、大勢で食べたほうがいいから
という理由だったのかもしれませんが。

そんな母も、高学年になるころには
おそらく部署が変わったのでしょう
帰宅後に食事の支度をする機会が多くなりました。
当時、わたしは小学校高学年
妹たちは低学年と保育園。
父は単身赴任で家にいなかったので
難しい年頃のこども3人のまいにちを
ひとりで背負っていた母には
「私が全部がんばらねば」という思いが強かったと
後になって聞きました。

全て祖母に任せているのを
申し訳なく思ったのか
ここから先、おばあちゃんの食卓で
食事をした記憶があまりありません。
おかずを分けてもらうくらいで。

仕事帰りに保育園に寄って
帰ってすぐ、着替えて台所に向かって。
家のすぐ裏にスーパーがあって
お惣菜を買ってくる事もできたのに
なるべく早く、一から用意して。
だから我が家の食卓では、
出来あいのおかずはほとんど登場していません。
そんな「あたりまえ」のすごさに
いまさら気付くのです。
そして当時、そのことが
どんなにありがたく貴重だったか
今になって思うのです。

わたしも当時は、こどもですから
お手伝いよりは遊んでいたかったのです。
それは妹も同じでしょう、
疲れて若干いらつきを帯びた
手伝って!の声に呼ばれて
渋々向かう、そんな感じだったと思います。



あれから何年も経ちまして。
わたしが食事の支度をする事が多くなり
そういえば、最近けっこう買ってくるよねと言ったとき
母はこんなふうに言っていまた。


だってさ、がんばって手作りとかにこだわっても
誰も何も言ってくれないじゃない?
だからね、がんばるのやめたの。
たまには、買ったっていいじゃん。
自分のために、楽することにしたの。




そんなやりとりがあってから、
お手伝いや家事の意味、大変さを
すこしずつ考えるようになったのです。

*


みなさん、今日の晩ごはんはなんでしたか?
いただく命に、作ってくれたひとに
「いただきます」「ごちそうさま」と伝えましたか?


はたらくお母さんも、家でがんばるお母さんも、
「おいしかった」「ありがとう」だけで
すごくすごく気持ちが楽になるみたいです。
毎日ごはんをつくってもらう事、
実はとても大変なんです。

だからたまには、手を抜かせてあげてください。
ご飯に連れて行ってあげるもよし、
代わりに作ってあげるもよし、
ありがとうと伝えてあげて下さい。
きっととても、喜んでくれるとおもいます。

*


わたしが小学校低~高学年時の、昔話でした。

とても長くなってしまったので
わたしが進んでお手伝いをする、
果ては自分で用意するようになった
もうひとつのちいさなきっかけの話は
また次の機会にいたします。



ここまで見て下さった方、
ありがとうございました。
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